∴ 秘密基地

秘密基地、いい響きですよね。

子供の頃、友達とこっそり作ってみたり、意味もなく家の中に作ってみたり。実際には作らないにしても、紙に書いてみたり。（しかも紙に書くと妄想が盛りだくさんになったり。）そういう、なんというか、自分（と、あとほんの少しの誰か）だけが知っている、来ることができるプライベート空間というのはたまらない魅力があるものです。

案外と成長してからもそういうドキドキ感というのは残っていたりするもので、ほら、例えばMMOのゲームなんかしてると、秘密基地なんて大仰なものじゃなくても、フィールドの小屋なんかになぜかいつも仲の良いメンバーで集まるとか、大きな街中の隅っこの使い道のないオブジェ的建物（大抵は小狭い）に無意味に集まって雑談をするとか、そういう記憶なんかあったりしませんか？しかも、それは結構楽しい記憶だったりとか。

でも、それができるのはあくまでも子供の頃であり、あるいは仮想空間であり、大人になった自分が現実的に考えると、達成し難いものなのです。どこに作るんだ、とか、そんな金があったら、とか、そういうリアルな問題を見ないわけにはいかないってことですよ。大人って寂しいなぁ。

しかし、世の中、時折、やっちゃう人もいるらしいです。

明かされる「ワンマン社長」の隠し部屋

この記事の見取り図を見てびっくりです。



誰がどうみてもこりゃ秘密基地ですよ。
素晴らしい限りです。

あえていうなら、2人用サウナとかダブルベッドが、もはやこれを作ったのは間違いなく子供ではないという予感と確信を感じさせるという点ですかね。大人ってキタナイなぁ。