今まで散々色んなことをしでかしてきたガンホー・オンライン・エンターテイメントですが、最近は何も聞かないなぁ、きっと株式会社として上場したから真面目にやってるんだろうな、なんて思っていたら、実は夏から大変なことになっていたようですね。
ガンホー,不正アクセス再発防止で,諮問委員会の答申を無事受領
ううん、元社員の不正アクセスもすごいですが、RMTで流出した結果、ゲーム内でインフレが発生しているというのが、この会社の救いようのなさを表していると言えるんじゃないかな。インフレが発生する状態になるまで見逃していたという事実にびっくりだよ。
私はラグナロク・オンラインはやったことも・やろうと思ったこともないのですが、ガンホーのゲームといえばA3オンラインを1年少々やっていました。ゲームは素晴らしくいいゲームなんですけど、なんていうか、その。・・・人がいなさすぎ、なんですね。その少なさといったら、こんな風味です。
・新キャラを街中で見かけると珍しく感じる。
→普通、人の多いゲームで「あ、これ新キャラだ」とかわからないですよね?
・オープンβから課金に移行する際、課金先着1000名様にプレゼントのフィギュアがどうも全員に届けられた。(欲しくなくて課金をギリギリまで粘っていたのに、我が家にも届いた。ほぼビキニと言ってもよい格好のフィギュア、棄てるのに随分気をつかいました。)
/* 追記 */
もうひとつ、すごい解りやすいのがありました。
・RMTで出稼ぎしているチャイニーズが次々撤退する。
閉店セールとかやってるの見ると嬉しいやら悲しいやら、複雑です。
まぁ、しかしですね。
そもそも、少ないのは致し方なかったんです。
18歳未満お断りのゲームだったんですから(アダルトじゃないですよ)。ある程度の集まりの悪さなんて予想できるじゃないですか。しかし、その人の集まりの悪さは余りに予想外だったのか、初回β募集はクレジットカードまで使って18歳以上の認証をしていたにもかかわらず、2回目βはネットカフェによる店員の身分証確認による認証、3回目に至っては「あなたは18歳以上ですか(はい・いいえ)」(アダルトじゃないですよ)。
最初から迷走を続け、そして私が引退した後に「18歳以上限定はやめました」と発表、続けて基本料金無料に、さらに極めつけはプロゲーマー募集。ぷ、ぷろげぃまぁ。カッコワライつけていいですか。
プロゲーマー(笑)
トーナメントに勝つと賞金(リアルの)がもらえるらしいですよ。
総額200万円なので、1人でいくら手に出来るかはわかりません。
ちなみにトーナメントは最大13人vs13人のはずです。
まぁ、仮に優勝で200万円総取りできたとしましょう。
13人で参加しちゃったら1人15万円ちょいですよ。
15万円でプロゲーマー(笑)を名乗らなくてはならないなんて、
どんな罰ゲームなんですかそれは。
200万全部もらえたとしても断固お断りです。
しかも、私としては結構気に入ってた世界観のキーワードは「Love and Hate」だったのに、気がついたら「Blood and Tears」に変わってました。血と涙かよ!
そんなこんなで、狭い世界の狭い人間関係に疲れて引退をしたのですが、しかし今にして思えば、本当にいいゲームでした(過去形)。ゲームそのものは、本当に世界観も何もかもいい雰囲気を出していたのに。
ガンホーのスタッフによる迷走しまくりなプロモーションが、もう少しマトモであれば、もしかしたら私は今頃もまだA3を続けていたのかもしれません。
しかし実は、そんなA3ですら、多分ガンホーの中ではマトモに運営している部類なんだろうな。
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