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最近あまりゲームをしてないのでWANDERING GAMERから名前を変えてみました。
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IS03にすっかり愛着がわいてきたため、Androidの開発ツールをパソコンに設定してみることにしました。
今回はその準備編です。

まず、私が準備しようとしている環境を説明しておきます。

1.開発ツールにはEclipseを使う。

Javaの開発ツールは数多存在すると思いますが、おそらくもっとも多くの人に使われているのがEclipseではないかと思います。無料です。某携帯ゲームベンダー「無料です」のように限定的なサ×(伏字:鳥の名前)的なものではなく、本当に無料で使用可能です。

2.開発フォルダをひとつにまとめる。
後からコピーするだけであっちこっちに同じ環境を作れるように、私は開発フォルダをひとつにまとめるように極力設定しています。今回は「Cドライブ」に「android」というフォルダを作り、その中に全てをまとめることを目標にしました。できればこのフォルダを別のPCにコピーするだけで、開発環境の引っ越しが済むようにしたい。

では、始めましょう。



まずはJDKのダウンロードから始めます。
JDKとは、Javaの開発用キットのことです。これがないと全てが始まりません。開発ツールであるEclipseですら。Eclipseは多分Javaで作られているため、動作させるのにJDKを必要とするのです。

ちなみに私は「多分」な感じで生きています。
システム開発を生業としていますが、多分多分で10年以上やっています。
なんとかなるものです。
そんな私の将来の夢はニートです。

!!注意!!
思いのほか、アンドロイドSDKのインストールに時間がかかります。
先に
準備編の2の記事を読んでアンドロイドSDKのインストールを進めながら以下の作業をすると効率がよいと思われます。多分。


その1:JDKのダウンローディング、あとインストローディング

JDKのダウンロードはJava SE ダウンロードのページから行います。
この記事を書いている段階での最新版はJava SE6 update24です。結構細々とアップデートしているので、皆さんが設定する時は数字が違っているかもしれません。でも、最新の安定版をダウンロードしておきましょう。古いものをわざわざ探すのも手間ですし、動けばラッキーじゃないですか。無事に動かなかったら改めて古いのを探すとか、対応を考えればよいのです。あぁただし、会社のプロジェクトでこういう事してる時は別ですよ。上司に「このサイトにこんな風に書いてあったし!」とか言わないようにしてください。このやろう。

ダウンロードしたら、実行してインストールします。
途中のオプションとかも、とりあえず考えずにガシガシインストールしましょう。

明らかにJavaDBとか不要な匂いがしますけど、気にしない。

インストールが終わると、多分「C:\Program Files\Java」に次のフォルダができていると思います。
jdk1.6.0_24
jre6

この2つのファイルを私はC:\androidフォルダにコピーしておきます。
これは目的の2つ目、簡単な持ち運びを目指してのことです。

ここまでできたら、一旦JDKは放置プレイです。
Eclipseの準備に入ります。ちなみにEclipseとは「日食」や「月食」のことを指しています。多分、Javaを仕切っているSun Microsystemsに対するちょっとした当てつけっぽい匂いがしていますが、気のせいかもしれません。

その2:Eclipseのダウンローディング、あとインストローディング

EclipseはEclipse Downloadsからダウンロードします。
ページには色々なバリエーションのEclipseが用意されていますが、これは「Eclipse+プラグイン=色々な開発環境」をあらかじめ用意してくれている親切心からです。
でも私たちは一番ノーマルなEclipse IDE for Java Developersをダウンロードしましょう。この記事を掻いている時点での最新バージョンはHelios(3.6.2)です。でも、最新の安定版をチョイスすればよいよ。

ダウンロードしたファイルはインストーラではありません。ただのzip圧縮です。インストールの必要はなくて、解凍したものを適当な場所にぽこっと置けば動作します。ですので、解凍後にできた「eclipse」フォルダを、C:\androidフォルダに置いておきます。

その3:Eclipseを日本語ローリングする
もはや何がローリングなのかわかりません。

楽ちんだなぁと思いきや、実はまだ解決しなくてはいけないことがあります。
実はこのままだと、Eclipseの開発画面は英語なのです。英語に堪能な私はそれでもオッケーなのですが、ちょっとイングリッシュナーバスパーソンはやっぱり開…ディベロップがめn…スクリーンも日本語にローカライズされていた方がソーグッドかもしれません。というわけで、私も日本語化させます。

日本語化させるためには、Eclipseの日本語化用プラグイン「Pleiades」を使います。本当に英語に堪能な方々が集って日本語化プロジェクトを進めてくれているのです。
ダウンロードはPleiades - Eclipse日本語化プラグインから行います。「本体のみをダウンロード」から、最新の安定版をダウンロードしておいてください。

なお、このサイトで気がつかれた方が多々いらっしゃると思いますが、JDKのインストールやプレアデスの用意など一切気にすることなく行けちゃう「Eclipse Pleiades All In One」というのがこのプロジェクトでは用意されています。
私が今回これを使わないのは、ひとつは「Android開発のツールが動くかどうかわかんないから」と、もうひとつはAll In Oneはインストーラ形式のため、「持ち運びのために改めて設定しないといけない可能性がある」ためです。

さて、安定版をダウンロードしたら、これもzip圧縮なので解凍します。
解凍後の中身は

こんな感じでしょうか。
これは全部、eclipseフォルダ内に上書きコピーしておきます。私の環境では、「C:\android\eclipse」に上書きコピーということです。

これでとりあえずプレアデスプラグインは入れ終りましたが、ここからEclipseの設定を行います。
起動まで面倒臭いわ。

その4:Eclipseの設定ロー…を行う。
ローリングはもういいよね。

ちなみに、今の段階で、私の設定状態はこんな風になっています。

Cドライブの中にandroidというフォルダがあり、androidフォルダの中にはeclipsejdk1.6.0_24、そしてjre6というフォルダが置いてあります。以下の文章ではこの状態を元に説明します。

eclipseフォルダ内に、「eclipse.ini」というファイルがあります。これを編集します。中身はテキストなんですが、メモ帳では編集しにくいので、何かテキストエディタを用意してください。「ここまで来て何かってなんだよ!」と思った人は、サクラエディタとかいかがですか?私は普段xyzzyというのを使っています。emacsとか好きな人ならありです。

で、eclipse.iniの中身はこんな風になっています。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_(長いので略)
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.(長いので略)
-product
org.eclipse.epp.package.java.product
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.XXMaxPermSize
256M
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.5
-Xms40m
-Xmx384m

このファイルに、以下の文字列を追加します。

1つ目:「openFile」の後ろに、以下の2行を追加する。
※以下の例文は、「-vm」の後ろに改行を入れています。必要な改行です。
-vm
../jdk1.6.0_24/bin/javaw.exe

これはVM、Javaのバーチャルマシンを「ひとつ上のフォルダにあるjdk1.6.0_24フォルダの、さらに中にあるbinフォルダの中のjavaw.exe」とするという意味です。私のフォルダ構成の設定であれば、こんな風に書いても間違いではありません。
-vm
c:/android/jdk1.6.0_24/bin/javaw.exe

ですが、これだとDドライブに移動させたら動きません。androidのフォルダ名を変えてしまうと動きません。極力自由度を高めておきたいので、相対的に「ひとつ上のフォルダ」という書き方をしています。

2つ目:一番最後に1行付け加える

付け加える文字列はこれです。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
(ブログだと改行されて見えるかもしれませんが、改行は入りません。)
この文字列は、念のためここからコピーせずに、次の場所からコピーしてください。
1.eclipseフォルダ内にある「eclipse.exe startup.cmd」をテキストエディタで開きます。
これはプレアデスを解凍すると出てくるファイルです。
2.上記に似た文字列があると思います。それをコピーしてください。
3.eclipse.iniの最終行にコピーしたものを貼りつけて下さい。
もしかしたら、今後文字列変わってるかもしれないからね。

最終的にはeclipse.iniはこうなりました。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_(長いので略)
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.(長いので略)
-product
org.eclipse.epp.package.java.product
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.XXMaxPermSize
256M
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
-vm
../jdk1.6.0_24/bin/javaw.exe
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.5
-Xms40m
-Xmx384m
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

これで準備完了。
exlipse.exeを起動してみましょう。
起動すると、ワークスペースを聞かれます。これは作成したプログラムとかの情報を保存しておくためのフォルダなので、どこに造ってもよいです。私はC:\android\workspaceにしておきます。

ワークスペースを決めた後、Eclipseの本体が起動すれば、とりあえず設定は問題ありません。

さらには、メニューバーの辺りが日本語化されていれば、プレアデスも問題なく動作していると言ってOKです。


あぁ、長かった。
ようやくJavaの開発環境が作れました。よかったよかった。しめしめ。

= 完 =


もとい。
ここからです。これからようやくAndroidのための設定を行います。
でも、長いからここでやっぱり一旦更新しておきましょう。



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