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最近あまりゲームをしてないのでWANDERING GAMERから名前を変えてみました。
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すっかり存在を忘れていたセカンドライフの話です。
PCを再インストールしてからは、クライアントのダウンロードすらしていないわけですが、久しぶりに公式サイトを見に行くと、インワールド「銀行」についての新しいポリシーが公開されていました。

とりあえず、セカンドライフ内のことをインワールドっていうんですね。と、初めて知ったのはさておいて、これ、結構大変なことのようです。

セカンドライフでは、色々とできることがあるわけですが、その1つとして銀行経営というのもできるみたいです。もちろん、リアルでは銀行を営業するためには、たとえば日本なら財務局だかどっかに金融機関として登録をしなくてはいけなかったりとするのでしょうが、セカンドライフはそういった登録機関もないわけで。私がログインして、こつこつと建物を立てて、銀行を作っても差支えがないわけです。(まぁ、実際には経営をしていく上で資金が必要だったりするのでしょうから、現実的には差し支えちゃうわけですけど。)

で、今回のポリシーでは、要するにリアルで営業許可を受けていない銀行は今後はだめですよ、ということのようです。
2008年1月22日以降、政府からの適切な登録届出書または金融機関の設立許可書の証明を取得せずに、セカンドライフ内に設置したATMなどのオブジェクトで、(リンデンドルあるいは他の通貨を問わず) 利子をはじめとするあらゆる直接的投資利益を提供することを禁止します。
まぁ、この告知は1/8にされたようで、半月(2週間)の猶予が確保されているわけですが、でも普通に考えてみてリアルでこんな告知が出たら、間違いなく取り付け騒ぎになりますよね。私が銀行に預金していたら、とりあえず真っ先にお金を下ろしにいきます。

ここで、たかがゲームのお金じゃん?と思う人もいるかもしれませんが、そうではないのがセカンドライフ。セカンドライフのお金(リンデンドル:L$)は、USドルと相互換金ができるのです。つまり、ゲーム内でゲーム内の銀行に預けているけれど、それはつまりリアルの現金を預けているのと同等の意味合いを持つということ。

ところで、この文書で1つ気になることが書いてあります。
2007年8月のGinko Financial破綻以来、
おいおい、既に破綻した銀行があるのか。
なんという合法的詐欺なんだ。

で、この銀行について調べていたら、この件の記事を見つけました。
「セカンドライフ」で取り付け騒ぎ 仮想銀行閉鎖で換金不能
やっぱり取り付け騒ぎになっていたようです。
しかも、最終的にはセカンドライフ運営側が、ATM等の銀行業務をすべて停止させてしまったとのこと。この瞬間、大量のL$、つまりはリアルマネーが電子の海に流れて消えちゃったってことでしょうかね。


さて、話を破綻したGinko Financialに戻します。
トップ画面にアナウンスがでています。雑翻訳、略して雑訳してみます。
口座をお持ちの方々へ

Ginko Financialは2004年12月、まだセカンドライフのユーザが2万人程度の時に設立されました。その後ユーザが数百万人に増え、そして非常に多数の方々がGinko Financialをメインの金融サービスプロバイダとして選択してくださり、セカンドライフの中では最強ブランドの1つとなりました。

既にご存知かとは思いますが、Ginko Financialはここ数週間、いくつかの難題に苦悩していました。セカンドライフ内でのギャンブルが禁止事項と決定されて以降、私たちは取り付け騒ぎの波に飲まれることになりました。私たちが維持するべき資産の最低ラインすら突き抜けてしまうような金融恐慌状態に発展し、私たちが保持している資産はみるみる目減りして、結果として5000万リンデンドルにものぼる預金の引き上げという現在の状態になってしまったのです。これらの支払いに対応するため、私たちは自らの資産を強引に値引いた状態で処分する等の処置をとってはいましたが、維持しきれず、結果としてこの行為が、Ginko Financialにとっては長期的な視点から見て預金者への義務を果たすという意味でダメージを受けることになってしまったのです。

(以下略)
これを見る限りは、Ginko Financialは高利率を配当するための資産運用方法については言及していませんが、少なくとも預金者は「ギャンブル禁止=高利率配当は無理=倒産するだろう」という判断を下して、結果として恐慌状態が発生したようです。


と、Ginko Financialの話はこんな感じですが、要するに年利率にして40%?あたりのかなりの高利率で預金を請け負っていたわけです。で、結果資産運用に不安を持たれて破綻、多くのリアルマネーは「リンデンドル」として預金者の手元から消えていったと。

でも、40%ってどうなんですか?
ゲーム内のお金ならちょっと遊んでみる気になりますが、リアルマネーだったら1万円だって預けるの勇気がいるっていうか、捨てるつもり状態じゃないとできないです。だって、リアルなら、ほぼ間違いなく詐欺を疑うべきケースだもの。というか、本当にカタイのであれば、とっくの昔に資産運用の手段としてもっともっとメジャーになってると思いますよ。

まぁグダグダと書きましたが、そんな感じです。
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 無題
Ginko Financialがどこの国の銀行なのか
わかりませんが外資だと考えたら差はあるけどありえなくもない金利なのかな?と思ったりします。

NZとかAzerbaijanとかPhilippinesだと
期間にもよりますが年利20%近かったりしますし・・・。

まぁネットで預けるくらいならリアルで
預けるのが賢いと思うけど。
task 2008/02/01 11:51 *edit
Re:無題
whoisでドメイン情報を見た限りはアメリカっぽいね。
まぁよほどのことがないと40%はありえなす。
quadolla 2008/02/02 00:36
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