∴ お金で買えない価値がある

アラジンのつぶやき（衆議院議員末松義規ブログ）

このblog、多分炎上中です。
しかし、いい大人が。
しかも政治家なんておしゃべりのスペシャリストじゃないですか。
情けないことだ。

しかも、もともとは被災地視察を珍道中なんて書いたそうで、そりゃ、ことさら被災した当事者の人たちからしたら、怒りも買う罠。何党がどうだとかこうだとか書くつもりはないけれど、ことこの議員限定にして言うのであれば、その不注意さはご本人が現在就かれているご職業には向いてないんじゃないかと思います。

まぁ、珍道中はともかくとしてですよ。

「募金されたお金」というものについて、募金する人や募金の金額で果たして差異をつけるべきものなのかな。仮にビルゲイツが100円寄付して、私が1000円寄付したからといって、私が圧倒的に感動されるべきなのかというと、関係ないもんねぇ。私はその時、1000円寄付できた。ビルゲイツはその時、100円寄付できた。そんだけでしょう？
もちろん、ビルゲイツってのは金持ちの例として出しただけで、決してビルゲイツがケチだとかそんなことを言いたいわけじゃないんですよ。

一人の中学生が、意を決した如く私の前に寄って来て、「使ってください！」と言って募金してくれました。その額、なんと１０００円！降りしきる雨の中、正直言って一瞬涙が出ました。大人でも、１００円玉を入れる人が多かったのに。
引用：http://suematu.blog39.fc2.com/blog-entry-103.html

中学生、頑張ったよね。でも、それが仮に1円だったとしても、頑張ったには違いないんですよ。1000円の時と同じく偉いんですよ。他より多く出したから偉いわけじゃなくて、雨の中、募金をしにきただけで既に偉いんですよ。そんなことすら心得た上で文章を綴れない人が政治家って事実が非常に悔やまれます。

まぁ、時候柄、選挙が近いこともあり、どこの政党がどうだこうだという部分については私は語りたいとは思いませんが、この人は早々に政治家をやめてもらいたいものです。本音でどう思うとしてもそれは本人の自由ですが、少なくともこんな文章を平然と書いちゃう人が政治家として国政を動かすのに十分な仕事ができるとはとても思えないよ。