記事の内容を適当に翻訳。
Eurogamerが多くのゲームベンダーのゲーム内通貨売買についての規約を記事にしている。そのいくつかは、曖昧な基準をもとに判定された売り目的で貨幣を稼いでいるプレイヤー、そして売っているプレイヤーに向かって文字通り「地獄へ落ちろ」というとても厳しいスタンスをとっている。他にも、これらのプレイヤーをブロックするための対策は、時折、普通のプレイヤーにも損害を与えている。”実際、Jagexの情報筋によると、JagexがRMT業者関連のIPを全てBANした際には、「10%以上の会員を失い、2年経った今でもBAN前の会員数レベルには戻っていない。しかしRuneScapeでのRMT売買はほぼなくなった。要するにRMT撲滅のコストは200万人分の有効アカウントだったわけだ。言い換えれば、かつては400万人のプレイヤーがいて、今は200万人…少なくとも実質100万人程度のプレイヤーがいる」”と語ってくれた。さらに多くのベンダーは、今の状況を打開するために、少なくとも安全かつコントロール可能な状況下でRMTを確立できるかどうかについて試行錯誤をしている。まぁRMTは規約で禁止されているゲームが多いわけですが、根本的な理由としては、ゲーム(の通貨)を理由に事件等が起こった時の面倒を考えてということだと思います。と、同時に、ベンダーにしてみれば、ほんの少しは「用意した庭で他人に荒稼ぎされて荒らされるのが気に入らない」というのもあるでしょう。 一方で、矛盾していますが、RMTというのは正直な「ゲームの人気バロメータ」です。人気と相場はどうしても連動してしまいます。実際、私もRMTはしないまでも、自分がやるゲーム、やっていたゲーム、やろうかと思うゲームについてはRMTの相場を見ていろいろ考えたりもします。 RMTというのは根本的に根絶が難しい仕組みです。 ゲーム内のお金を売る側は単純な金稼ぎだとしても、買う側には理由が存在するからです。人より優位に立ちたいとか、いいものがほしいとか、そういう「欲」から出る理由は、簡単には根絶できないでしょう。ギャンブルがいつまでも廃れないのとどこか似ています。 とすると、もしもRMTに対して真剣に向き合うとしたら、ゲームベンダーは「自分たちこそがコントロールする」か、「どこまでも排除し続ける」という、消極的な中での積極的な策しかないわけです。 前の策をとっているメーカーもあるし、後の策をとっているメーカーもあるでしょう。 今後どうなっていくかわかりませんが、ひとつだけわかるのは、どちらにしても、あるいはまったく別の発想をとるにしても、「無策ではいられない」ということ。 ところで、記事のJagexという会社は一気に根絶にかかったようですが、そういう思い切りのいいゲームベンダーってないんですかね?Lineage IIではIP BANを行ったっていう話を昔聞いたような気がするけど、Lineageでもやってくんないかなぁ、NCJ。 PR
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