∴ 1万円が惜しくなくなるかもしれない話。

私、いわゆる東海地方に住んでいるんです。
で、東海デジタルホンと呼ばれる時代より、ずっとVodafone、いやいや10/1からソフトバンクですね、を使っていたわけです。
正直、デジタルホンからJ-Phoneになり、Vodafoneへ変貌し、ソフトバンクになる過程で、不満ばかりが溜まっていました。
もうねぇ、だめですよ。
まず、機種が少ない。過去に持っていたTu-Kaを思い出します。
# え？Tu-Kaって今もあるのかな？
G3と呼ばれるシリーズに変えればよかったんですけどね。

いつも、家の近所のVodafoneショップで色々してもらってたんですよ。
どれくらい近所かっていうと、歩いて多分10分かからんくらい。
その店のスタッフであるキレイなおねぃさんともすっかり顔なじみでした。
どれくらいなじみかっていうと、このよく気が利くおねぃさんがいなかったら多分3年前には既に解約していただろうというくらい、顔なじんでもらいました。

私：機種少ないですねぇ～
店員さん：うーん、そうですねぇ
私：うーん、機能はこれがいいんだけどなぁ
店員さん：シャープですか？
私：しかし、色が・・・
店員さん：今の在庫はですね・・・ゴールドとグリーン系のがありますね
私：これ。
店員さん：はい
私：なんでこんな凄いモスグリーンなんですか？
店員さん：それはですね。
私：はい
店員さん：愛・地球博があるからです。
私：・・・・。
店員さん：・・・・・。

私：じ
店員さん：？
私：G3携帯とか、どうですか？正直、電波状況とか。
店員さん：電波ですか
私：街中なら大丈夫かな？
店員さん：この（店の）すぐ傍にですね、アンテナが立ってるんです。
私：じゃ、このあたりは大丈夫なのかな？
店員さん：それがですね。
私：え？
店員さん：この（店の）前の道を渡るとですね。つながりません。
私：え？？
店員さん：G3の電波は、建物とかに以前と比べて弱いので。
店員さん：で、アンテナと建物の具合で、つながらないんです。
私：ここ、決して田舎じゃないですよね？
店員さん：違いますねぇ・・・。
私：・・・・・。
店員さん：・・・・・。
私：あ～・・・ゴールドの携帯にします。

そんなわけで3Gにはできなかったのです。
ナンバーポータビリティーで、残念ですが別のキャリアに移籍しよう。
そう心に決めたわけですが、番号を変えてしまいたくなったため、開始直前のこの時期においしくもない新規契約をすることにしました。
そんな折り、こんなニュースが。
ソフトバンク、携帯料金プラン「割賦方式」に一本化
以下、引用。
>　ソフトバンクモバイル（ソフトバンク）は1日から、携帯電話の
>新規契約の受け付けを2年間の割賦方式を利用した料金プランに
>一本化する。従来の料金プラン２種の新規受け付けは終了した。
>割賦方式は利用者が端末を格安で購入できる代わりに、2年以内に
>契約を変更すると追加負担が生じる仕組み。24日から始まる
>番号継続制度に向け、顧客の囲い込みを強化する。

今回、Vodafoneを解約するにあたり、ハッピーボーナスという2年更新のプランに入っているため、10000円の解約金を必要とします。
しかし、今度からはプランを変更したりする段階でデフォルトで2年縛りになり、実質解約金なしには辞められないような微妙な状態になるんです。
ちょっと解説。ハッピーボーナスとは、2年契約です。
で、10ヶ月経過すると2ヶ月間、基本使用料が無料になります。
ところが、初回のみ13ヶ月経過後に2ヶ月なんです。
2年契約ですから、契約期間は24ヶ月ですよね。
その間に2回、無料の2ヶ月か来るかと思いきや、1回しかこないんです。なぜなら、2回目は初回の13ヶ月+2ヶ月+10ヶ月＝25ヶ月目にやってくるからです。もしも解約金を必要とせずにやめるのであれば、2回目の無料月手前でやめなくてはいけません。

ありえなくないですか？1万円払ってやめるのと、2回目の無料月を棄てるのと、どれだけ差があるのかと。一概には言い切れないのですが、結局何かしら棄てないとだめなわけですよ。
その、ハッピーボーナスで知られることになった2年縛りが、今回デフォルトになる。既存契約者だって、更新とかしたら恐らく2年縛り適用です。
ありえなくなくなくないですか？

そんなわけで、新しい携帯はAUにしました。
G'zOne W42CAです。
携帯そのものには、非常に満足しています。
その件については、別の機会に。