Super solution for Rubik's cube
こんな記事がありました。 「何かを決める数字」というものは世の中におそらくはたくさんあり、私が他に知っているものと言えば、例えばSTM(短期記憶)における"The Magical Number Seven, Plus or Minus Two"なんてものがありますが、ルービックキューブにおける「神の数字」とは、要するに「どんな状態からでもこの手数以内には解決できる回数」なんだそうです。 どのような理論、計算からかはさっぱりわかりませんが、話によるとその回数は「20台」、今までは「ほとんどが26未満、ほんの少しのパターンは29手程度かかるらしい」ということがわかっていたのですが、今回はスーパーコンピュータによって、それら「29手かかっていた経路」も26手未満に収まることがわかったのだとか。 いやぁスーパーコンピュータってのはこんなことに使われているんですね。私にしてみたら、そっちの方が遥かに驚きです。まぁ、スーパーコンピュータ、略してスパコンとはいっても、要するにMIPSだかFLOPSが普通のコンピュータより相当早い(高い)ってだけのことで、基本的にそれ以外に何かゴージャスな機能が搭載されているわけじゃないはずです。
要するに、総当り検証のスピードが違うってことだよねぇ。 今までは「多分そうだろう」と思われていたことを、恐ろしいスピードによる力技で「本当にそうでした」と証明してみせる、ということで。 だから、ゲーム、特に将棋とかチェスとかみたいな「選択分岐」系のゲームを解析するにはうってつけなわけで、今回も29手以上かかっていたパターンについて、総当りをした結果、もっと短い解を求めたってことなのでしょう。(ちなみに解析時間は63時間だそうです。) それはそれですごいことだけど、そういう面で見ると、まだまだコンピュータというのは人間の補助以上の役割には辿り着けないのだなぁと思います。 まぁ、これだけで話が終わってはあまり面白くないので、たまにはYouTubeから。片手ルービックの世界記録映像だそうです。 やっぱ人間の方が面白い。 PR
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