Lineageは、過去にかなりはまったゲームで、アカウントを4つも保持していたりするのです。なので荷物整理をすることにしました。で、見直してみたら、Quadollaというキャラはあっさり消してしまっていたようです。当事、CON/INTは戦争に不向きだったんだよねぇ、そういえばw
戦争は、かなりのめりこんでいました。城主クランになったこともあるし、城主同盟に長くいたこともあります。イザコザも多く起こし、最終的には自己破綻と人間関係への嫌気でやめたのですが、いくつかよかったと思えることもあります。
その中のひとつが、最後に所属させてもらった同盟のプリさんたちに出会えたことです。裏切るとかそういうことが思いもよらないような、誠実な人たちでした。未だにいい出会いだったと感謝していたりします。人間関係の嫌気が差した、そう言いましたが、この人たちに出会ってなかったらもっと早くに嫌気が差していたはずです。 話が変わります。 Lineageには結婚という仕組みがあります。 特に重要ではない(多分今も)システムですが、結婚指輪にお金をかけると、結婚相手のところへテレポートできる機能がついていたりします。大陸の王国アデンの教会でお互いに結婚指輪を持ち、コマンドを入力すると、結婚成立。 しかしこのシステム、少しおかしなところ(ある意味残酷なところ)があって、離婚することもできるのですが、片方が離婚のコマンドを実行しても、相方には告知されないのです。実際に離婚されちゃったかどうかは、相手がログインした時にログインが告知されるかどうかでしかわからない。(結婚し続けていれば告知がされます。離婚するとされません。) いくつかのキャラは結婚をしています。メインだったプリンスキャラは、もう引退してしまった「絶対的に信頼できるエルフ」と結婚しています。これはサービスが終わるまでこのままでしょう。他にも、いくつかのキャラが結婚していたはずですが、いずれも相手は私が知る限りでは引退をしていない人たちですので、おおよそ離婚されていたりするかもしれません。 そんなわけで、大して期待も気にもせず、荷物整理のために各キャラにログインしていたのですが、戦争用に作ったナイトでログインしたところ、あまりに懐かしいメッセージが表示されました。「パートナーは現在ログイン中です。」 そりゃもう驚きました。まさか、よもや、現役の人でそのまま結婚を続けていてくれた人がいたなんて、考えもしませんでした。だって、もしも離婚していたとしてもわからないんですよ。相手にばれるわけじゃないんだから。もしかしたら、相手だってそんなメッセージがいまさら出てくるなんて、びっくり以外の何物でもなかったかもしれません。 (念のためですが、離婚をせずにおいてくれていたのは、特別な感情があったからではないのです。純粋に人柄からくるものです。) しかも、当時戦争で同盟を組んでいたクランにお世話になりっぱなしのままで引退をしたのですが、BAN(除籍)もされていませんでした。またまたびっくり。 びっくりすると同時に、かなり感動を覚えました。 ログインをすると、クランの人には「○○がログインしました」と表示されますので、当然みんな気がつきます。「新人さん?」「おはつですか?」ちょっとの間を置いて、次々にクランチャットに流れます。唖然としていたのですが、無言はまずいと気がつき、ゆっくりと少し震える手で打ち込みました。 「2年ぶりにログインしました。はじめまして。」 ゲームをやめてしまう時、正直に言うと、少しやさぐれていました。色んな意味で。 でも、2年も経てばそういう気持ちも薄まっていきます。全ては懐かしい出来事になっていくのですが、ほんの少しだけ、嫌な気持ちが残ったりするのです。 なぜなら、たかがゲームだけど、そこにあった人間関係は本物だったから。 友人に誘われて昔と同じサーバに戻ったけど、本当は別のサーバでやろうかな、とも考えていたんです。薄まった気持ちが戻ってくるのが嫌だったから。 でも、瞬時に消えました。 嫌だと思っていた気持ちが。 薄まる思い出と、答えが出ないことでほんの少し残っていたしこりが、突然消え去ったのです。チープな表現だけれども、私は救われたのです。 PR
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