この記事は三日坊主でVPS記事を書いてみる特集のひとつです。
目次記事はこちら。 今までドメイン設定やメール設定をあらかじめ用意されていた管理ツール(BlueOnyx)でやっていたのですが、やはりそれだけでは全部の準備ができるわけありません。 ですので今回からtelnetを使ってサーバに接続、色々と設定をしてみたいと思います。 使っているVPSはServersMan@VPS を使用。 telnetのツールは昔から幾度となくお世話になっているTera Termを使うことにします。 Tera Termはインストーラ形式で配布されているので、インストールについては割愛します。
インストール完了後、起動すると接続を入力するウインドウが出ます。 ホストにはVPSサーバのIPを。 サービスはSSHを選択してください。TCPポートは3843を指定。(ただし契約時に届くメールにポートが書かれていますので、そちらを確認してくださいね。) この後、OKを押すと接続にかかります。最初の接続ではTera Termから鍵指紋の保存等を求められるかもしれませんが、保存してください。 ユーザとIDは契約時に送られるものを使いましょう。 つながったら、まずはroot権限に昇格するためにsuコマンドを打ち込みます。 …おっと、文字化けだ。大抵原因は文字コードが違っていることです。VPSはCentOSをチョイスしていますので、EUC-JPに切り替えようと思います。 Tera Termのメニュー「設定」から「端末」を選びます。 とりあえず「受信」コードを「UTF-8」から「EUC」にしておきましょう。 正常に日本語も見えるようになりました。 よしよし。 あらためてsuコマンドを打ち込んでroot権限になります。 パスワードは契約時に送信されているものです。 しばらくの間はインストール作業等を行うはずなので、telnet接続する度にまずroot権限になり上がっておくことにします。 なお、終了は「exit」と打ち込みます。ただしsu実行中は2回入力です。1回目でroot権限から脱出、2回目でターミナル終了になります。 UnixやLinux系の標準エディタはviです。 でも、私はviが苦手なのです。viについて覚えている事と言えば、教科書(?)に「viはブイアイではなく軽く下唇を噛んでヴィーアイと発音する」と書かれていたことくらいです。どうでもいいことしか覚えていません。 一方でemacsは好きです。普段はWindows上で仕事をしている私ですが、エディタはemacsライクに操作できるxyzzyを使っています。マウスに触らず色々できるというのが最高によいのです。 ですから、emacsを使います。 当然emacsが最初から入っているはずはないので、インストールします。その方法は、ずばりつれづれと ServersMan@VPS>emacs のインストールさんのサイトに書かれていました。素晴らしいです。 しかしながら、yumって何? 調べてみたら、CentOS等に用意されている、RPM管理ツールだそうです。RPMってなんだよ。回転数か?RedHat生まれのパッケージマネージャだそうです。だそうです。だそうです。(今知ったので「だそうです」としか表現しようがないわけですよ。不勉強ですね。) ううむ、要するに「yumってパッケージインストーラ」なんかな?適当にそう思っておきます。 そして色々とインターネットを漁ってみた結果、とりあえずyumが早くなるかもしれないおまじないを打ち込むことにしました。(早いサーバからパッケージをダウンロードしてくれるプラグインだそうです。)
yum install yum-fastestmirror
その後、emacsをインストール。
yum install emacs
おお、インストールできたできた。 これで後の作業が楽になります。 さて、ドメイン設定をした時に思った問題。 昨今のウェブ業界(ってあるのかね?)では、サイトURLに「www」をつけない方がメインだと私は思っています。一般常識的にはわからんけど。 従って、「http://tpad.jpにアクセスしてきたらhttp://www.tpad.jpにリダイレクトする」のではなく、「http://www.tpad.jpにアクセスしてきたらhttp://tpad.jpにリダイレクトする」にしたいのです。 インターネットで調べてこちらの記事を参考にしました。 WEBLE>blueonyx で作成した仮想サイトに www 無しでアクセスさせる方法 この記事に従って、emacsでファイルを変更します。
emacs /etc/httpd/conf/vhosts/site1
site1は、仮想サーバの1つ目という意味のようです。開いたファイルはこちら。 この中から、以下の行に注目します。
RewriteEngine on
赤文字の部分を、次のように書き換えます。RewriteCond %{HTTP_HOST} !^[VPSのIP](:80)?$ RewriteCond %{HTTP_HOST} !^www.tpad.jp(:80)?$ [NC] RewriteRule ^/(.*) http://www.tpad.jp/$1 [L,R=301] RewriteOptions inherit
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} !^[VPSのIP](:80)?$ RewriteCond %{HTTP_HOST} !^tpad.jp(:80)?$ [NC] RewriteRule ^/(.*) http://tpad.jp/$1 [L,R=301] RewriteOptions inherit 以上で保存して終了。 サーバを再起動しなくてはいけないので、
/etc/init.d/httpd restart
と打ち込んで、httpサーバを再起動してやります。これで、希望通り、「http://www.tpad.jpをhttp://tpad.jpにリダイレクト」できるようにようなりました。 とりあえず問題がひとつ解決したところで、一旦記事を更新します。 今後の目標としては、データベースを動かしてブログを立ち上げたいと思います。 ブログはwordpressで考えているので、「MySQLの稼働とPHPの稼働」を目指すということです。 では更新。 PR
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