∴ さよならA3

戦争です。



この世界の最後の、ネビア谷の利権を争う国家間戦争です。
山の国、テモズの衣装で出陣します。

この風景、結構好きです。
RvRの時しか入れないエリアなんですけど。



相変わらず激しい戦争でした。
レベルや装備からガチンコ勝負はとても無理なので、後方からの支援に徹することに。バインド、ヒール、シールド、全てが懐かしい感覚です。
A3のいいところは、少人数のPvP（騎士団戦）も大人数のRvR（国家戦争）も全てペナルティのないエリアを用意して行われるところ。全く後腐れのない、純粋な対人戦を楽しめます。通常エリアでのPKも可能ですが、あまりペナルティが重くないことも特徴です。殺す方も殺される方も。



ネビア谷はすり鉢状の地形になっているので、下を覗き込むと別の衝突風景を見ることができます。
今回は、国家間の取り決めで、すり鉢の地形を利用してレベル帯別に分けたようです。こういうユーザー間の話し合いが割と円滑に遂行できるのは、人数が少ないからという理由もあるけれど、オトナが多いゲームだから、というのもあるかなと思います。

ま、残念ながら山国テモズは勝つことができませんでした。
しかし、終わればお疲れ様ムード。
サービス終了に向けて、ラスボス討伐隊の声がかかります。

参加しようか、ちょっと考えたけれど。
自分にとっては、もう知らないボスです。
だから、ここでA3を終わろうかなと思いました。

知り合いに簡単な、ログアウトするだけのような挨拶を済ませて、最後の場所へ。



色んなことが始まった場所へ。
テモズの町にある、大きな滝です。
色んなことを話した場所だし、いいことも悪いこともあった場所です。

色んな人と知り合えてよかったな。運営次第でどうにでもできそうなゲームだったから、本当に勿体無いなと心から思います。けれども、もう全て終わりです。



いつもそうしていたように、ヘルメットを脱いで。
肩の上には、頑張って育てたシューを乗せて。

ログアウト。