例によって覚書です。
今回、いつもと違うところは、WebサーバとしてXREA+を、MailサーバとしてMail&Backupというサービスを利用すること。つまり、WebサーバとMailサーバが違うサーバということです。 なお、それぞれのサービスと価格表についてはこちらを参照のこと。 (1)はDNSレコードの設定についてです。 まず、今回はこんな設定を目指します。
用意したドメイン: exsample.dom ※こんなドメインは存在しません、あくまでも一例。 用意したXREA+のウェブサーバ s263.xrea.com (IP: 125.53.24.67) 用意したMail&Backupのメール(専用)サーバ mx4.xrea.com (IP: 219.101.229.159) 作りたいウェブアドレス: http://www.exsample.dom/ http://exsample.dom/ ※ただし2つとも同じ内容を表示 作りたいメールアドレス: rimshot@exsample.dom mofshot@exsample.dom ※メインサーバとしてMail&Backupのサーバを使用。 ※メインが落ちた時の予備としてウェブサーバを使用。 以上が前提条件。 まずは、DNSレコードの設定をします。 この設定の説明を1行目から。 なお、_(アンダースコア)は全て半角スペースです。 1行目:a_@_125.53.24.67 これは「exsample.dom」を125.53.24.67へと向けています。 exsample.domを指定されたら、125.53.24.67のサーバに行ってねということです。 @は「exsample.dom」の前に(wwwなどを)つけないということです。 2行目:cname_www_@ これは「www.exsample.dom」は「exsample.dom」の別名にするよということです。 cnameを使わないで、 a_www_125.53.24.67 と設定してもOKのはず。 3行目:mx_mx1.exsample.dom._10 注意点としては、mx1.sample.dom「.」と、後ろにピリオドがついていること。 mxはメールサーバの指定です。 「mx1.exsample.dom」を、優先度10のメールサーバとして指定しますよということ。 優先度は数字が小さい程高くなります。 では、「mx1.exsample.dom」はどこにあるかというと、次の行。 4行目:a_mx1_219.101.229.159 これは1行目と同じ指定の仕方。 「mx1.exsample.dom」を指定されたら、219.101.229.159へ行くということ。 3行目と4行目をあわせると、メールサーバのIPアドレスがわかります。 5行目:mx_mx2.exsample.dom._20 これは3行目と同じ指定の仕方。 優先度は20なので、3行目よりは優先度が低いことになります。 通常、メールを受信すると、優先度の高い順番にチェックされます。優先度の高いサーバが落ちている(メールを配信できない)場合は、優先度の低いサーバに配信されます。優先度の高いサーバに無事配信された場合は、低いサーバには配信されません。 ただし、優先度の高いサーバにアカウント(メールアドレスの@の前)がなく、優先度の低いサーバにあった場合は、優先度の高いサーバはスルーされて低いサーバに配信されます。 具体的な例を挙げると、 優先度10のサーバ(A)に設定されたアカウント: hoge@exsample.dom fuga@exsample.dom 優先度20のサーバ(B)に設定されたアカウント: hoge@exsample.dom moge@exsample.dom 1.hoge@exsample.domにメールが送信される
2.fuga@exsample.domにメールが送信される
3.moge@exsample.domにメールが送信される
となります。 6行目:a_mx2_125.53.24.67 これは4行目と同じ指定の方法。 「mx2.exsample.dom」を125.53.24.67へと向けています。 ここまで設定したら、保存。 DNSレコードは、指定してから浸透するまでそれなりの時間がかかります。 早くても5分程度、長ければ1日以上放置しておきます。 というわけで、続く。 PR
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