「今の心境は?www」
と言った感じのイベントだった「リネージュ最期の日」。 すっかり古参タイトルとなったこのゲームで、こんなイベントをしちゃったA級戦犯らしき人がインタビューに答えていました。 「リネージュ」あえて無料化に踏み切ったその舞台裏は? 「最期の日」の仕掛人に真相を聞いてみた 最期まで、もとい最後まできちんと読んでみましたが、多分肝心な事に答えていないんだと思います。
肝心な事、はいくつかあると思うのですが、多分一番はプレイヤーを不安に思わせた事について。結局最後まで「サービスは終了いたしません」と明言をした説明がなかったので、戸惑いを感じた人は少なくなかったと思うのです。(もっとも、これは意地で書かないんだろうなぁと途中から思っていましたが。) これについて、ディレクターの吉田氏は、 私たちは7年間サービスされてきたリネージュへの,お客様の想いを良くも悪くもすべて書いてほしかったのです。もちろん,手厳しい意見が多いだろうと予想はしたうえで行いました。とか述べていらっしゃいますが、それはもっとストレートに聞いてもよかったんだと思います。人を不安がらせないと本当の意見が出てこないというのはおかしな理論だ。似たようなものとして、「引退します」マニア、まぁいわゆる「引退厨」みたいな人が該当するんじゃないかと思います。引き止めてもらったり、みんなが悲しむ様子を見て自分の存在意義を確認するかのような、アレ。ましてや、得られたものが、 私たちは「リネージュ最期の日」を通じて,7年という長い間,リネージュがお客様の愛で支えられてきたことを強く再実感いたしました。という程度なのでは、本当に引退厨とどこが違うのかと首を傾げたくなってしまいます。引退厨は私は嫌いなのであまり相手にしないことにしているのですが、まさか公式に引退厨されるとは思わなかった。 次に大事なことは、多分無料化に伴う弊害について。 今のMMOのビジネスモデル(と言う程大掛かりなものかどうかはともかく)は、月額で定額収入を求めるよりも、むしろアイテム販売で収入を求める方がメインです。入り口の敷居は低くしておいて、お金をかけたい人はたっぷりかけられるように、ということですね。ただ、周囲との付き合いがあれば、お金をかけずに長期やる人は本当に少ないだろうから、結果的にアイテム販売は成功しているのだと思います。 一方で、ゲームを始める敷居を低くしながら、ゲームを継続する敷居は高くしてしまうのもアイテム課金方式の特徴なのではないかと思います。多分リネージュのアイテム販売は、「経験値ブースト系」「特別な変身」あたりは硬いと思うのですが、アイテム販売でのアイテムに価値を持たせるためには、例えば経験値効率を下げてみたりすることは簡単に効果的な方法だと思うのです。例えば、今までアクティブだったmobが、パッシブになってしまったりとか。パッシブになったりとか。パッシブになったりとか!(既になっていることなので3回言いました。) 後は、無料化することによって迷惑プレイヤー、特に出稼ぎが増えることについて。これは確実に増えます。ゲームが駄目にならない限り、増えます。このあたりについてまったく言及がされていないのはしょんぼりですね。 既存プレイヤーの皆さんには,まず「心配しないでください」と伝えたいです。本当に、「無料化した結果がこのザマだよ!」と言われないようにちゃんとしていただきたい。本当にちゃんとしてくださいね。マジで。昔と違ってがっかりしたら本気で引退しちゃいそうな気分なので、お願いしますよ。 ところで、ステ再配分。 とくにプリンセス/プリンスを初期に作った人は,カリスマにステータスを振るのが常識でしたけれど,今となってはそれほど必要ありません。いやぁ、これってさぁ、なんかきちっと言われるとショックだなぁ。 プリンセスやプリンスって、クランを作れる唯一のクラスで、しかもそのクランに「何人所属できるか」は、たった1つ、カリスマの値に連動しているんです。キャラを作った瞬間に、所属できる人数の道筋が立ってしまうわけですね。例えば、私の持っているプリはカリスマが18なので、初期段階で18の2倍、36人まで所属可能。レベル45になるとさらに2倍になり、18×2×2=72人。今はレベル50なので、2倍ではなく3倍になり、18×2×3=108人。これが、カリスマ13くらいだと、13×2=26人しか入れず、例え50レベルになっても13×2×3=78。初期値1つで結構な差ができてしまうのです。(実際にはカリスマのブーストアイテムがいくつかあるので、もう少し高い人数になったりもします。) この人数の差異が大きく感じられるのは、戦争の時です。同じチームに所属できる人数が30近く違うって、やっぱり大きい。実際、入りきらなかった事も何度かあるので、カリスマが大きいに越したことはありません。 後は、私がプリをしていたころは初期値×2の36では足りないこともままありました。人が多かったんですね。いわゆる「セカンドキャラ」用のクランを作ったりもした記憶がある。 で、「今となってはそれほど必要ありません。」な理由って、その主たる理由はやっぱりプレイヤーの減少だと思うのですよ。壊滅とまでは言わないけれど、今108人所属可能なプリを持っているからって、別に何のアドバンテージも感じないもの。ぶっちゃけそんなに枠いらないっしょ?としか思わない。 かといって、それがステ振り再配分されたところで、別に変えようとも思わないのです。だって、もう情熱がない。ステ振り再配分できたとしても、非力なキャラクターをLV50まで持っていくための膨大で無駄な時間が戻るわけじゃないし。LV50まで持っていくのにかれこれ3年以上は費やしているわけですよ。なんて無駄で、戻らない時間なんだろう。考えたらウツです。ウツ。 あぁ、こうやって書いていますけれど、要するにですね、「(プリにとって)ステータスは飾りです。えらい人にはそれがわからんのですよ。」と、言い換えてもいいかもしれないな。私があほみたいに時間かかったのも何もかも、人望がなかったからなのでぃすよ。なんだかんだいって。 と、微妙に自虐を働かせてもしょうがないので、とりあえずあれです。しめておきます。 ディレクターの吉田さん。 自己満足を追い求めるのもホドホドでお願いします。 PR
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